SHIPS any, anyone.
いつでも、どこでも、誰にでも似合う、SHIPS anyの服。
職業・趣味・年齢、さまざまなバックグラウンドを持つ
人々の「SHIPS anyの自分らしい着こなし」と
その魅力の裏側を紹介します。
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- 俳優
- 栗原 颯人さん
モデルとして活躍していた栗原颯人さんに転機が訪れたのは、長編映画『HAPPYEND』での主役抜擢。映画出演を機に、俳優、モデルとしての活躍の幅が広がり、ものの見方や考え方が深まり、役者としても、人としても成長できたのだとか。そんな栗原さんの原点はファッション。中学校の頃に、学校の先輩や部活の友人と地元の古着屋に通うようになり、ファッションが好きになったという。インタビューでは、そんな彼にとって欠かせないファッションのあれこれについて、深掘りしました。
Style
01
最近気に入っている
全身黒のコーディネートを
「昨年から、全身黒のオールブラックコーデにハマって、結構買っていますね。大体の自分の体のサイズはわかっているので、オンラインショップで探して、購入することが多いです。SSENSE、farfetchで買ったり、あとは、リサイクルショップに行ったりもします。ちょっとずつ歳を重ねて、趣味が変わってきたのか、落ち着いたものを好んで着るようになってきました。今までは、ピンク色のパーカーや蛍光イエローのシャギーニットとか、ビビッドカラーのアイテムを好きで着ていました。このコーディネートも全身黒で、バッグのグリーンを差し色にしてみました。トップスはナイロンの生地感に惹かれました。同素材のベストとショートパンツもあって、スリーピースで着ても良さそう。軽量感もあって、真夏まで使えそうです。服の形、パターンが変わったものとか、テック系のアイテムも好きですね。パンツは白のサイドラインが入っていて、程よくカジュアル感があって、遊びに行ったり、ご飯に行ったりとプライベートシーンで活躍しそうです。」
anytime
夢中に取り組んだ時、思い出深い瞬間、仲間と集まるひととき、栗原さんの大切な時間。 左)栗原さんが主演を務めた、空音央監督長編映画『HAPPYEND』での思い出深い撮影場所。朝っぱらの大阪・梅田の歩道橋。クラブを抜けて、学校でDJをし、朝方に家に帰る、栗原さん演じる主人公の内面の変化が表われる印象深いシーンを撮った場所で、撮影終了後にスマホで撮ったという。 中央左)新潟県出身の栗原さんおすすめの新潟市民のソウルフード、『万代そば』のカレー。新潟万代バスセンター内にあることから、通称「バスセンターのカレー」で名高い。小学校の頃から母親に連れられ、今でも帰省した際には欠かさずお店に行くという。 中央右)友人とのバーベキュー終わりに撮った、新潟市内にある関屋浜海水浴場の夕焼け。友人と集まると、自然と足が向く場所。 右)ヴェネチア国際映画祭で登壇した際に、現地で購入したキーホルダー。いわゆるザ・お土産的なものを買って、日本の友人にもプレゼントする趣味ができたのだとか。訪ねた土地の香りがするものを日本に持ち帰って、たまに思い出しては、あの頃に立ち返る。
Style
02
どんな時もモチベーションを上げてくれる
ファッションという存在
「ファッションには、落ち込んでいても、疲れていても、どんな気分の時でも、モチベーションを上げてくれる、特別な力があると思います。去年は激動の一年でした。新しい事務所に所属して、映画の公開があって、幸運なことにたくさんの映画祭で海外にも行くことができて。自分のモデル、役者人生にとって転機となる一年でした。そんな中でも、ファッションはいつでもそばにあるというか、モチベーションを保つのに欠かせないピースでした。映画祭で登壇する際は、ドレスアップするので、洋服が好きな僕にとっては、素敵な衣装を着ることができて、とても楽しかったです。ドレスアップも好きだけど、カジュアルで楽な格好も好きなので、今回のこのメッシュジャケットとデニムパンツのコーディネートも、お気に入りです。シャツはメッシュなので軽くて、夏場はタンクトップとシンプルに合わせてもいいなと思います。このデニムは一目惚れでした。ダメージ加工の具合がちょうど良く、やりすぎず、上品でした。デニムだから丈夫なので、プライベートでガシガシ使っていきたいですね。」
anywhere
あの時に風景が、いつでも元気付けてくれる。栗原さんの特別な場所。 左)モロッコの都市マラケシュで撮った観光馬車「クチ」。映画祭の合間に共演者たちとマーケットに行った道すがらで、出会った。というよりも、街中のいたるところにこの観光馬車がいたという。映画祭の思い出の風景の一つ。 中央左)先ほどの写真に続き、こちらもマラケシュの夜空の写真。宿泊したホテルから撮った一枚。マラケシュの景色は、他にも、コブラを操っている大道芸人がいたり、伝統パイ料理「パスティラ」をみんなで食べたり、思い出深い風景がたくさん心に刻まれているのだとか。 中央右)役者仲間で友人の日高由起刀さんと二人で、初めてトレッキングに行った時の一枚。場所は、多摩の大岳山。上級者コースを選んだため、かなりハードなトレッキング。ただ、山頂に登った時の達成感は、感慨深かったという。写真は5号目時点。 右)地元、新潟市の憩いの場、信濃川やすらぎ堤緑地。実家から歩いて15分程度で行ける場所で、友達と会って朝まで話したり、花火を見たり、心が落ち着く場所。
My Fashion Story
「初めてファッションに触れたのは、中学生の時でした。先輩たちが服に興味があるのを知り、それから1人で古着屋などに行ったり、ファッション雑誌をたくさん読んだり、先輩のLINEのタイムラインに投稿される情報を追っかけたりして、とにかく貪欲にファッションの知識を求めていましたね。笑 高校時代は、『MEN'S NON-NO』、『men's FUDGE』などの雑誌を読んでいました。二十歳の頃には裏原系のファッションにハマっていました。ファッションに興味を持ち始めた最初の頃は、ファッションのことを対等に、いい感じに話せる自信がなくて古着屋のスタッフに声をかけられなかったのですが、知識がある程度つき始めてから、少しずつスタッフと話せるようにもなり、よりファッションについて知ることが楽しくなりましたね。カジュアルなスタイルも好きだし、モードっぽい服、テック系とか色んなスタイルを楽しんでいますね。ファッションだけは、これからも好きでい続ける気がしています。」