季節の進みはゆっくりでも、いよいよ冬がやってくる。
これからクローゼットに加える本命は何と言ってもニットとアウターだ。各ブランドの名作をSHIPSだけのアレンジでラインナップした。
大人が選ぶべき定番のニットや新しいアウターを纏って、冬のスタイルを堪能したい。
毎年注目度の高いSHIPSアレンジの＜Barbour＞。今シーズンは、インラインでダイヤキルトがスクエアキルトへアップデートされていたモデル「LIDDESDALE」をベースに別注。表地を化繊からウール/ ポリエステルに変更し、襟、袖口、ポケット口のコーデュロイはトーン・オン・トーンの微配色に。よりウェアラブルで上品な顔立ちになった。半裏にはハウスタータンチェックを付けている。着脱するときにさりげなく覗くバブアーの証が嬉しい。タイムレスなキルティングジャケットを、全体的に微調整した今のサイズ感でトラッドに着たい気分だ。
¥50,600(inc. tax)
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最近海外のストリートで見かけるおしゃれピープルの足元は決まって＜ASICS＞だ。2008年にアメリカのランニング専門誌・RUNNER’S WORLDのINTERNATIONAL Editor’s Choice賞の受賞歴があり、今再び注目を集める「GEL-KAYANO 14」は今や入手困難なモデルとして話題になっている。ミッドソールに搭載した衝撃緩衝機能を持つGELテクノロジーなど同モデルを代表する機能や構造を残し、アッパーの素材とフィット感がタウンユース用にアップデートされた本作、グレージュカラーはSHIPSでしか買えない限定色だ。最旬でシックな一足は確実に入手したい。
¥18,700(inc. tax)
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フランスを代表するダウンブランド＜PYRENEX＞。1859年に南西フランスはピレネー山脈の麓、サン・セベで創業したダウンメーカーから生まれたというだけあって、独自のノウハウによる高水準なダウンは一生モノと言っていいだろう。ミドルレングスの定番モデル「BELFORT」の表地に、ストレッチ性があり光沢を抑えたピーチスキンのような質感の素材を採用。ソフトな着心地と、かさ高があり保温性に優れた750フィルパワーのダウンは、どんな冬も越せる。ダウンのエキスパートによる最高の一着を手に入れるのに間違いない。
¥115,500(inc. tax)
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スコットランド北東部の気候にあった最高の品質とシームレス編み技法で知られる、シャギードッグセーターの名門＜Harley of Scotland＞に別注した冬の定番。上質なシェトランドウールを使用しアザミの実で毛羽立たせるといった伝統的な手法を続ける、本場スコットランドの老舗ニッターならではの表情は、見た目にも暖かく、優しい雰囲気に。あたたかさはもちろん申し分ない。大人にとっては最高の日常着だ。ナチュラルな抜け感がある一枚、さぁ、どの色を選ぼうか。
¥25,960(inc. tax)／
Harley of Scotland × SHIPS
1767年創業のイギリスの名門ファブリックメーカー ・Joshua Ellis社が、数々のメゾンに愛された今はなきMOORBROOK社のウールヘリンボーン生地を見事に再現したことによって、2013年に復活を遂げた＜INVERTERE＞。昨年は定番「NEWTON ABBOT」のSHIPS 銀座店45周年記念モデルや、カラー別注が話題を呼んだ。今シーズンは、90年代のモデルをベースに着丈を若干短くし、型から新たに別注したスペシャルな一着が登場する。所有欲を刺激するこの普遍的なアイテムは、袖を通した瞬間からその上質さを実感できるはずだ。
¥195,800(inc. tax)
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ラグジュアリーな佇まいで不動の人気を誇る＜TATRAS＞。ダウンは700フィルパワーで、水鳥の胸部にある綿毛で産毛が残ったボール状のダウンボールを使用。この形状から多くの空気を含むことができ、通常のダウンに比べて保温性に優れ、軽く柔らかいのが特徴だ。 SHIPSでは同ブランドのベストセラーでありながら廃盤となってしまったモデル「KRAZ」をベースに、素材や細部のディテールをマイナーチェンジし展開してきた。今年のアレンジは、表地に摩擦音を軽減する特殊なコーティングと撥水加工が施された、マットで高級感のあるストレッチナイロン生地を使用。歴代の別注モデルの中でもとりわけ軽量な仕上がりになった。
¥126,500(inc. tax)
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2021年に全世界で販売されたGRAMiCCi x TAIONによるコラボレーションラインの人気プロダクトが今年もSHIPS別注で登場する。通常のマイクロリップストップ生地から光沢のないマットな塩縮ナイロン生地に変更し、カーディガンはVネック、ベストはハイネックのデザインを採用。パンツはインラインの型をベースに、テーパードを利かせたスッキリしたシルエットに調整をかけて、股下はジャストレングスへと変更した。TAIONとしてもスペックの高い800フィルパワー以上のダウンが吹き込まれている。手頃な価格とは裏腹に、タウンユースでは十分な防寒ウェアとして活躍してくれる冬の相棒だ。
アランセーターの最高峰＜INVERALLAN＞の定番「4A ARAN CARDIGAN」と「3A LUMBER CARDIGAN」。ハンドニットのスコットランド生産はなくなってしまったものの、ニッティング、パターンなどのクオリティを保ったまま、一部の工程がスコットランドから変更されたことで、今年もまた、この究極のローゲージニットカーディガンが手に入る。オリジナルの伝統的なパターンを基に、熟練したAランクのニッターによってすべて手作業でニッティングと仕上げが行われるため、一点ごとにその製品の固体差があるのもいい。一生付き合える、変わらない価値のあるもの。もっと気軽に楽しむなら、マフラーやニットキャップもおすすめだ。
