日本を代表するフェスのひとつであるサマーソニックは、今年20周年という記念すべきときを迎える。ここでは、常連のファンから初参加の人まで楽しく学べる「サマソニ2019の歩き方」を伝授。今年の夏もみんなで盛り上がっていこう!
サマソニのこれまでと、
今年の見どころ・遊びどころ
20周年にふさわしい豪華なラインナップ
ーー20周年おめでとうございます。そして、今年の出演アーティストもすごいですね。
平山 ありがとうございます。20周年ということもあって3日間開催しますし、ブッキングもかなり頑張りました。来年は東京オリンピックの関係で一度お休みするので、2年分楽しんでいただけたらと思います。
ーー東京のスケジュールで言えば、1日目(金)がオールジャンル、2日目(土)がロック、パンク系、3日目(日)がダンスミュージック系という感じで。日ごとのジャンルや傾向が明確でわかりやすいのもいい。
平山 そうですね。1日目のB’zは20周年で初となる日本人のヘッドライナー。2日目はRED HOT CHILL PEPERSですが、その他にもRADWIMPS、BABYMETAL、MAN WITH A MISSION、さらにはRANCIDやZEBRAHEADなどサマソニらしいアーティストもいて、すぐに売り切れそうな予感がします。3日目はがっちり踊れるラインナップですね。
ーーヘッドライナーは、その年、その日の「フェスの顔」として考えていいんですよね?
平山 はい。ブッキングはまずヘッドライナーから決めていきます。そこから、その日に出演するアーティストが決めていくんです。長いアーティストだと2年前くらいから交渉することもありますよ。
ーー20周年を振り返ってみると、初年度である2000年は都市型ではなく、富士急ハイランド(東京会場)だったという点に歴史を感じます。
平山 フジロックが始まった3年後にサマソニも立ち上がるわけですが、当時はまだ場所も含めて模索していた時期なんです。都市型というコンセプトよりも、東京と大阪で同時開催するということを強く打ち出していました。
ーーとはいえ、初年度のメンツもいきなりすごいですね。今は亡きJ.B(ジェームス・ブラウン)も出演しています。
平山 その日はJ.Bの演奏が終わらず、THE JON SPENCER BLUES EXPLOSIONが30分くらいしかできなかったんですよ。ジョンスペにとっても神様みたいな存在ですし、誰も止められない(笑)。また、COLDPLAYやSIGUR ROSが新人として出演していて、ポスターのバンド名もまだ小さい。今では考えられないですよね。
ーー2007年のPERFUMEも、当時はまだアイドルという認識が強かったこともあって大きな話題になりました。
平山 そうですね、入場規制がかかるほどの大盛況で。当時は賛否両論ありましたけど、蓋を開けてみると「なんだ、みんな見たかったんじゃん!」という(笑)。今年はBLACK PINKがそういう感じで注目されそうです。
ーー彼女たちはコーチェラも出ましたしね。今年、20周年ということで何か新しい試みはありますか?
平山 小学生以下が入場無料になったので、夏休みのイベントとしてファミリーで楽しめるようになっています。また、マリンスタジアムのLとRの区切りをなくしました。東京会場のみとなってしまいますが、8/17(土)の夜はサカナクションがプロデュースしている「NF」のサマソニ版が開催されます。夜遊びしたい人は要注目です。
ーー最後に、平山さんの個人的なおすすめアーティストを教えてください。
平山 東京の2日目(大阪は1日目)に出る、オーストラリアのTASH SULTANAというシンガーソングライターです。彼女はジミヘンの再来と言われていて、ギターの音をペダルで重ねながらひとりで音を作っていくんです。海外では3000〜4000人の会場を軒並みソールドアウトさせています。あとは、1日目(大阪は3日目)のSAM FENDER。彼はSAM SMITHやADELEが受賞したブリティッシュ・ミュージックアワードの新人賞を獲得していて、このまま行くとブレイク間違いなしです。あとはもうすでに人気が出ていますが、今年のコーチェラに出演していたTHE 1975ですね。ロックにとどまらないサウンドは注目です!
■開催日:8/16(金)・8/17(土)・8/18(日)
■場所:東京・ZOZOマリンスタジアム & 幕張メッセ / 大阪・舞州SONIC PARK(舞州スポーツアイランド)
■主な出演者
●東京8/16(金)・大阪8/18(日)
B’z /THE 1975/WEEZER/[ALEXANDROS]/クリープハイプ/秦基博/LITTLE GLEE MONSTER 他
●東京8/17(土)・大阪8/16(金)
RED HOT CHILI PEPPERS/RADWIMPS/BABYMETAL/MAN WITH A MISSION/RANCID 他
●8/18(日)・大阪8/17(土)
THE CHAINSMOKERS/ZEDD/DISCLOSURE(DJ SET)/CHVRCHES/FLUME/NULBARICH 他
最新情報はコチラ
http://www.summersonic.com
知ってると自慢できる!?
サマソニの秘密
子どもも楽しめる!
例年、サーカステントを設置しての大道芸や、子ども向けディスコを開催するなどコンテンツも豊富。授乳室なども完備している。
放水ギャルがいる!
マリンスタジアムには暑さ対策のために、トラックに乗った水着ギャルがミストをかけて回る時間がある。そこには多くの男性陣が集まる。
気象予報士が常駐している!
落雷や降雨対策として、期間中は気象予報士が本部に詰めている。常時モニターをチェックしながら雨雲の動きを監視している。
麻雀エリアがある!
なぜか常に盛り上がっているという麻雀コーナー。プロの女流雀士と対戦することができ、ライブそっちのけで没頭する人が多いとか。
サマソニの名物はまぐろ!
同社の代表が焼津市出身ということで、会場にまぐろを直送。まぐろ丼や頬肉の竜田揚げにはいつも長蛇の列ができる。
スタジアムはライブ終了後も熱い!
ZOZOマリンスタジアムのライブは21時過ぎに終了するが、その後はドラァグクイーンの方たちがDJをしたりと最後のひと盛り上がりが楽しめる。
サマソニで快適に過ごすための
おすすめファッションアイテム
A.D.S.R.のサングラス
電子音楽において、音をコントロールするパラメータの頭文字から名付けられたブランド。「デザインのさまざまな要素を繊細にコントロールしていくことで、ひとつのプロダクトを創り出していく」というコンセプトが込められている。
上「SATCHMO」:フレーム上部がやや角張っているエッジの効いたフォルム。フレーム&テンプルとレンズの計算された配色バランスも◎。
サングラス ¥19,000(+tax) / A.D.S.R
下「DARRYL」:メタルブリッジがシャープさを演出するアイウェア。丸みのあるボストン型のシルエットとのバランスも良く、レンズカラーは濃すぎず、目元に優しいニュアンスをプラスしてくれる。
サングラス ¥17,000(+tax) / A.D.S.R
ROBERT J.CLANCEYのアロハシャツ
トレンドアイテムとして注目のアロハシャツ。1953年にスタートし、現在では指折りのハワイアン・ブランドへと成長した「ROBERT J.CLANCEY」のアロハシャツは、本場ならではのフレーバーをまとっている。レーヨン100%で柔らかく滑らかな素材感も魅力。
シャツ ¥7,800(+tax) / ROBERT J.CLANCEY
FRED PERRYのSHIPS別注シリーズ
1960年代のアーカイヴを復刻した、クラシックな「M12」の発展型ポロシャツ。そして、綿100%のピケ素材を使用し、吸汗速乾機能付きでドライな着心地のプレーンなTシャツ。さらにローレルマーク刺繍とラインがきいたバケットハットと、希少価値の高いSHIPS別注シリーズ はフェスやレジャーでも大活躍。
ポロシャツ ¥12,000(+tax) / FRED PERRY
Tシャツ ¥6,500(+tax) / FRED PERRY
ハット ¥7,000(+tax) / FRED PERRY
Leeのショーツ
動きやすいアスレチックショーツをベースに、ウエストゴム仕様&同系色のロゴ刺繍と、シンプルなデザインに仕上げたSHIPS別注アイテム。デニムで2色、ストレッチ性と通気性に優れたCOOL DOTSという機能素材で2色を展開。色や素材で豊富なバリエーションが揃う。アウトドアシーンはもちろん、タウンユースにもおすすめ。
ショーツ 各¥5,500(+tax) / Lee
BATTLE LAKEのハンティングベスト
トレンドのワイドシルエットなハンティングベストは、1985年にアメリカで創業しMADE IN USAを貫く丁寧なモノづくりが魅力の「BATTLE LAKE」のもの。フロントのマチ付きポケット、背面からサイドにつながったゲームポケットなど、優れた収納力があり、バッグを着る感覚で使える。
ベスト ¥15,800(+tax) / BATTLE LAKE
KEENのSHIPS別注サンダル
KEENの人気モデル「UNEEK(ユニーク)」を使った、初のセレクトショップ別注を実現。ブラックをベースに、アッパーとフットベッドにSHIPSのコーポレートカラーであるネイビーを配した2トーン仕様が特徴。開放感と安定感を確保しながら、足のカタチにフィットする設計は唯一無二。防滑性に優れたアウトソールを装備しているので、さまざまなシーンで軽快に使える。
サンダル ¥12,000(+tax) / KEEN
Manhattan Portageの別注バッグ
1983年にスタートした「Manhattan Portage」。最大限の耐久性を実現するコーデュラナイロン(Invista社)の1,000デニールを使用。“A Bag For Everyone(全ての人のためのバッグ)”というビジョンを残しながら“New York Tough ”という価値を新たに加え、世界中で愛されている。象徴的なロゴを刺繍に変更し、織りネームは控えめに小さく、内装にSHIPSネームを加えた別注仕様。
右:バッグ ¥9,200(+tax) / Manhattan Portage
左:バッグ ¥6,800(+tax) / Manhattan Portage
SHAKA For SHIPSのサンダル
スライドタイプの人気モデルである「CHILL OUT」と、毎シーズン定番的な人気を誇る「NEO BUNGY」を、オールブラックで統一したSHIPSらしいカラーリング。ブランドロゴには「For SHIPS」」の刺繍も入るなど完全エクスクルーシブ。素足のままはもちろん、ソックスと合わせてもおしゃれに決まる一足。
右:サンダル ¥8,800(+tax) / SHAKA
左:サンダル ¥8,300(+tax) / SHAKA
Captain Sunshine × SHIPSのTシャツ
アメリカ製のスーピマ原綿を使った、オリジナルの丸胴ボディを採用したTシャツ。キャプテン サンシャインのモデルは胸もとにラインが入っているが、SHIPSとのWネームでは袖口にあしらわれているのがポイント。着丈はやや短めで身幅にゆとりがあるので、バランスよく着こなせる。
Tシャツ 各¥8,500(+tax) / KAPTAIN SUNSHINE
7月中旬より、SHIPS複合店・MEN’S単独店・SHIPS JET BLUE・Khajuの全店にて、サマーソニックとのコラボパッケージも登場予定!お楽しみに。