Barbour(バブアー) / LAVENHAM(ラベンハム) キルティングコートの魅力を徹底分析! Barbour(バブアー) / LAVENHAM(ラベンハム) キルティングコートの魅力を徹底分析!

Barbour(バブアー) / LAVENHAM(ラベンハム) キルティングコートの魅力を徹底分析!

英国の老舗アウターブランド「バブアー」と「ラベンハム」を代表するモデルのひとつ、キルティングコートを徹底分析。おなじみの英国ブランドであり、ともに乗馬用のコートをルーツにもったそれぞれのアイテムのこだわりとその特徴を細かくチェック。両ブランドそれぞれの魅力とその違いを徹底分析します!

まずは今回分析する両ブランドの
SHIPS別注キルティングコートをご紹介

Barbour(バブアー) / LAVENHAM(ラベンハム)<br>キルティングコートの魅力を徹底分析!

Barbour

ブランドのアイコン的モデルの
“ビデイルSL”をウールキルティングで別注

1894年にイングランドの北東部、サウスシールズにて創業。港湾労働者のために生まれた防水服、ワックスドジャケットはあまりにも有名ですが、その後も英国のアウトドアマンを始めとして愛用され続け、英国王室御用達の栄誉ロイヤルワラントを授かるなど、老舗として確固たる地位を築いているブランドです。

1980年に初めて乗馬用としてリリースされ、現代でも根強い人気を誇るモデル"Bedale"(ビデイル)。素材を定番のワックスドコーティングされた生地ではなく、上品で気品のあるウール生地を採用し、オン・オフ問わずご着用いただける、シックで洗練された雰囲気に落とし込みました。シルエットは、現代的に構築された"SLFIT"をベースにモディファイ。更に、フロントジップはゴールドではなくシルバーに変更するなど、随所にバイヤーの拘りが散りばめられ、クラシックなスタイリングにはもちろん、現代的な着こなしもお楽しみいただけます。普段のお手入れもしやすく、快適にご着用いただける仕様の一着となっております。

キルティングコート ¥39,000(+tax)/ Barbour for SHIPS
※チェック柄はすべて¥41,000(+tax)

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LAVENHAM

撥水ウールを使用し、
更に軽量化したSHIPS完全別注モデル“ケジントン”

「ラベンハム」は1969年に設立され、元々はキルティング加工を施した生地を使ってエリザベス女王の乗られる馬用の毛布(ホース・ブランケット)を作成したことから始まり、乗馬用具業界での地位を確立した後、愛好家自身が着用するジャケットの要望に応えると共に、1978年に発表されたダイヤモンド・キルティング・ジャケット以降、高いファッション性と高品質を兼ね備えた人気ブランドへと成長している英国ブランドです。また、著名ブランドのキルティングもOEMで手掛けたり、英国王室やベルギー王室でも乗馬用のブランケットが使用されていることでも信頼のおけるブランドになります。

高いデザイン性と安定した品質を誇り、耐久性も折り紙つきの【LAVENHAM】(ラベンハム)のキルティングジャケット。こちらはよりシャープですっきりとしたパターンが特徴。ウール素材の「KEDINGTON(ケジントン)」は、毎シーズン好評で定番化しつつある中、今シーズンは更にアップデート。重量も軽量化し、撥水機能も持たせて、更にヘビーユーズが可能となりました。ちなみにベースとなったのは、LAVENHAMのインラインで取り扱われている「RAYDON(レイドン)」。すっきりとしたシルエットが特徴の人気モデルですが、着丈が若干短く、ビジネスで着用しようとするとジャケットの裾が出てしまうこともありました。この問題を解決する為にSHIPSが別注したのがモデル【KEDINGTON】です。着丈の違いはレイドンとは僅かに4cm程ですが、この差が着丈の問題を解決しています。

キルティングコート ¥46,000(+tax)/ LAVENHAM for SHIPS

ディテール比較全8箇所から分析する各ブランドのこだわりの仕様とその違いとは・・・

#01

FRONT POCKET

フロントポケット

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Barbour

フラップ&パッチポケットで収納にも安心の仕様

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LAVENHAM

パッチポケットタイプ。コーデュロイのパイピング仕様でデザイン性も高い

#02

COLLAR

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Barbour

定番のコーデュロイ素材で台襟仕様。チンストラップ付きで襟立ての際には男らしい印象に。

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LAVENHAM

台襟はなく小ぶりですっきりとしたエレガントな印象。こちらもコーデュロイ仕様でボディの色に合わせてネイビーとブラックのバリエーションがある。

#03

FRONT

フロント

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Barbour

フラップでジップが隠れる仕様に。ブランドロゴを施したジップは、ゴールドからシルバーに別注しモダンな印象に。

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LAVENHAM

スナップボタンタイプ。襟やポケットに合わせてコーデュロイのパイピング仕様に。細身のパイピングで襟からフロント裾にかけてすっきりとした印象に仕上がっている。

#04

CUFF

袖口

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Barbour

ボタンやジップなどはなく、コーデュロイのパイピングが一周に施されている。袖口のすれにも強い使用。

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LAVENHAM

表地はウール仕様で、裏部分のみコーデュロイ素材が施されていて耐久性にも優れている。

#05

SIDE VENTS

サイドベンツ

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Barbour

サイドベントでスナップボタンを施したデザイン。スリット部分には一枚生地が施されており、機能性を重視したデザインとなっている。

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LAVENHAM

コーデュロイのパイピング仕様。全体のデザインとして統一されており、スリット部分から裾にかけてのラインがエレガントな印象。

#06

SHOULDER DESIGN

肩、袖付けのデザイン

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Barbour

クラシックなラグラン仕様になっており、丸みのあるショルダーラインが特徴。厚手のニットなども着用しやすく収まりがいい。

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LAVENHAM

身頃と袖を縫いつけたセットイン仕様。構築的に見えるショルダーラインで、ジャケットなども着やすくエレガントな印象を与える。

#07

FRONT BUTTON

フロントボタン

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Barbour

ブランドネームを施したマットな質感のスナップボタン。ベースとなるハンティングジャケットらしさを活かし全体のデザインや仕様にあったものとなっている。

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LAVENHAM

こちらもブランドネームを施したやや光沢のあるスナップボタン。バブアーと比べて小ぶりですっきりとした印象。

#08

FABRIC

生地

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Barbour

ワックスドクロスにもあるベーシックなブラックやセージグリーンをウールで表現した無地から、ハウンドトゥースやブラックウォッチ、ヘリンボーンなどの伝統柄のウールツイードをピックアップ。

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LAVENHAM

ベーシックな無地のほか、一見無地に見えるウール生地も、複数の糸をミックスしたメランジ調のものからモノトーン・ヘリンボーンなどモダンなラインアップとなっている。