ビーチウェアのプロフェッショナル・ROXYチームに聞く! 今年の水着のトレンドとは!? ビーチウェアのプロフェッショナル・ROXYチームに聞く! 今年の水着のトレンドとは!?

ビーチウェアのプロフェッショナル・ROXYチームに聞く! 今年の水着のトレンドとは!?

ビーチウェアのプロフェッショナル・ROXYチームに聞く! 今年の水着のトレンドとは!?

ビーチウェアのプロフェッショナル・ROXYチームに聞く!
今年の水着のトレンドとは!?

Khaju

去年も大好評だったROXY×Khajuのコラボ水着が今年もバージョンアップして登場します!
そこで今回は水着のトレンドをよく知る、ROXYデザイナー・佐々木瑞穂さん、ROXYパタンナー・佐藤かおりさん、そしてROXYの水着の企画提案を担当する国分真由さんに今年の水着のトレンドやKhajuコラボアイテムについて、さらには水着のお手入れ方法も伺いました。

佐々木さん 「花柄やチェック柄は毎年定番として人気なのですが、テイストは毎年変わります。去年は小花柄だったのが、今年は大きくなってますね。リアルな転写アイテムや、水彩画タッチのデザインも今年のトレンド。洋服のトレンドと重なる部分が多いかもしれません。」

佐藤さん 「水着の業界的には、洋服のトレンドを追いかけている感じはありますね。」

国分さん 「ただ、最近は逆に、ファッション業界でも“サーフカルチャー”が注目されているので、水着業界と共通するものが多くなってきた気はします。」

佐藤さん 「水着は水遊びだけの概念が今はなくなっているので、ファッションとして洋服と楽しむアイテムになってきています。水着売り場に買いにいくよりも、洋服の売り場に水着を買いに行く人が多いので、ファッションとして楽しめることを基本に作っています。」


ーー今シーズンのKhajuとのコラボアイテムはどんなところがポイントですか?

佐々木さん 「ファッションアイテムとして着られるのが前提です。そこにトレンドの柄を合わせてみました。」

国分さん 「リボンっぽく見えるビキニのデザインがポイントになっています。」

佐々木さん 「普通のチューブ型“バンドゥー”タイプと違うのは、自分の胸の形にあわせることができるんところ。きゅっとすれば寄せることができるし、大きめな胸の方には、広げるとしっかり胸をホールドできます。」

佐藤さん 「最近は水着の重ね着も増えていますね。チューブ型の水着の上に、三角ビキニを重ねたりするのもオススメです。」

佐々木さん 「転写プリントの方は、どんなファッションにも合うし、普段着として着られます。ショートパンツはリバーシブルになっているので、裾を折り返して履くのも可愛いです。」

佐藤さん 「花柄×ギンガムチェックのショートパンツは、裏表どちらでもウエストがギンガムチェックになっているのがかわいいんです。」

国分さん 「あとウエストがジャム(ゴム)タイプなので、脱ぎきしやすいんです。ウエストもぴったりするのがいいですよね。また、転写デザインは、ヴィンテージっぽくかすれた色にしてあるのもこだわってます。」

ーー水着を買うときに選ぶポイントって何かありますか?

佐藤さん 「胸が大きい人はトライアングル(三角ビキニ)だと安定感があってきれいに見えると思います。逆にバンドゥータイプだと、胸がつぶれてしまったり、脇がはみだしちゃったりしがちです。

国分さん 「胸の小さい人は、下の部分をぎゅっとしぼって、あえてトライアングルの面積を小さくすると可愛いです。」

佐々木さん 「なんか外国人はよくやってるんですけど、小さくして真ん中に隙間を作ってますよね。サイドによせて、中心をあける着方もカッコいいと思います。カジュアルでおしゃれに着られますよね。」

佐藤さん 「あと水着の面積は小さいほうが、絶対スタイルがよく見えます!少しぽっちゃりしている人は大きい水着のショーツを選んでお尻を隠したりしがちですよね。でも大きい形の水着で隠すと、より目立ってしまって体も大きく見えてしまうんです。スタイルに自信がないという人ほど、肌の露出をしたほうがきれいに見えるんですよ。」

国分さん 「あとは水着のショーツのサイドがきゅっと上がっていたほうが、脚は長く見えます。」

佐々木さん 「お尻のデザインの角度も、少し鋭角な方がいいですね。おしりのお肉を隠すほうがどーんと大きく見えてしまいます。」


ーーでは水着の正しいお手入れ方法はありますか?

佐々木さん 「みなさん洗濯機でがんがん洗ってるとは思いますが、基本は手洗い、水洗い、影干しです。もしどうしても洗濯機に入れるときは、パットを抜いて必ずネットに入れて下さい!」

佐藤さん 「あと、砂が繊維に入り込んでしまったときは、ピンっと何度も水着をひっぱってあげると、砂が落ちますよ。」

佐々木さん 「いちばん大事なのは、濡れたままビニールに入れないこと!持ち帰るときはタオルに必ずくるんでからビニールにいれてください。それが長持ちする秘訣です!」

国分さん 「湿度で水着の色が変色してしまう場合があるので、タオルに包んでビニールへが鉄則です。」

ーーなるほど、とても参考になりました。今日はどうもありがとうございました!

ROXYデザイナー・佐々木瑞穂さん
水着、ボードショーツ、ラッシュガード、アパレルなどほとんどのデザインを担当。

(株)上杉 企画担当・国分真由さん
シーズンがはじまる前に、柄のトレンドや新しい素材をデザイナーに提案する。今回のKhajuコラボアイテムも柄や素材は国分さんが提案したもの。

(株)上杉 パタンナー・佐藤かおりさん
子どもからレディース、メンズすべてのスイムウェアを担当するパタンナー。デザイナーの企画を形にしていく仕事。