山下:長男の時は最初の子供なので、気張っておしゃれ重視でした。でも、シャツとかはいやがるんですよね。で、ジャージー素材や速乾Tシャツがだんだん増えていって、サッカー始めたらどんどんサッカーのものに。それでもSHIPS KIDSで扱っているアスレタ キッズは子どもの気持ちを優先しながら、人と差別化できたからおすすめですよ。
飯田:私も完全に着心地よりデザインです。自分目線で勝手に買ってきちゃいます。でも、割とうちの娘は喜んで着てくれます。
高橋(恵):3歳くらいまでは保育園で着る「汚れても平気で、みんなが着ている動きやすい服」がいいって感じでしたが、4歳になるといろんなおしゃれしているお姉さんたちが気になり始めて、デザインに興味を持ち始めました。Tシャツより襟がフリルになっているブラウスみたいなの、好きです。
高橋(大):おしゃれなケーブルニットを着てる子を見るとかわいいなと思うけど、あれを着せてる親も素敵だな!って思います。
高橋(恵):保育園ではニットは暑いからやめてくださいって言われます。
高橋(大):SHIPS KIDSではチクチクしにくい洗えるアクリルのニットにしています。子どもが着てくれるギリギリのラインじゃないかな。
飯田:自店舗では小さい子のニットの方がギフト需要も高くて売れていますよ。
Knit / SHIPS ¥8,470〜(inc. tax)
[80〜90cm]
[100〜130cm]
飯田:お揃いとか恥ずかしくてあんまり好きじゃないんですけど、自分の趣味で買っているから、気づいたら似ちゃうことはあるかな。
高橋(大):自社のオンラインショップでリンクコーデの特集は毎シーズン作っていますが、やっぱり反響も高いです。自分の感覚に近いものを子供に買うことが多いから、自然と似たようなアイテムや配色になりますね。
山下:夏はとくにアイテムの数が限られるから、シミラーになりやすいですよね。息子の服を買うのは妻だけど、彼女は僕(同じ男性)が着ている服を見ているから、なんとなく似た色を買ってくるかな。だから親子でオリーブばっかり(笑)
高橋(恵):私も、あえて似せてお出かけとかはしないです。娘はラベンダー色が好きなので、それが似合うコーデを考えてあげるくらいかな。
Jacket / SHIPS ¥11,990〜(inc. tax)
[80〜90cm]
[100〜130cm]
[145〜160cm]
高橋(大):これ、永遠のテーマですよね。子ども目線から見た子どもらしい服って戦隊ものとか、プリンセスの服とか? でも大人目線から見た子どもらしい服って、原色をうまく使ったラルフローレンみたいな感じ? その間はどこ?っていつも考えています。
高橋(恵):服じゃないけど、前に水筒が必要だったから普通に SHIPS の黒×ネイビーの水筒を渡そうとしたら「イヤ」って言われたんです。で、買いに出かけたらユニコーンの柄がいっぱい描いてあるのをすごく気に入って女の子からすごく人気なんです、ユニコーンって子ども目線で捉えた子どもらしさがあるんだと思います。
飯田:うちもユニコーンの筆箱とか、好きだったかも!
山下:男の子の恐竜にあたるのかもしれないね。夏にSHIPS KIDSで作ったジュラシックパークとのTシャツも子ども目線と大人目線、ちゃんと視点を分けて作っていたよね。
Tee / SHIPS ¥4,400〜(inc. tax)
[80〜90p]
[100〜130cm]
[145〜160cm]
山下:うちはないですね。長男の時は僕以上に妻がすごい頑張っちゃったし(笑)、次男にはお兄ちゃんのおさがりを着せていたから、そんな問題にもならなかったな。
飯田:うちは被らないですよ。ただ、うちの子が着ていた服を「かわいい」って言って、同じものをお店で買ってくださったお母さんがいたんですが、子ども同士はおそろいを嬉しそうに楽しんでましたよ。
高橋(恵):うちも保育園で被っているの、あんまり見ないかも。スパッツくらい?みんなそこは気を遣ってお店を選んでいる気がします。SHIPSでもSHIPS KIDSとSHIPS anyがあるし。
高橋(大):最近はネットで安価だけどおしゃれなサイトがすごく増えているから、昔よりはお店選びに困らなくなりましたよね。
飯田:移動教室の時は被っちゃうと大変だから、メジャーなものは避けたいかなぁ。
山下:被り問題もあるけれど、一方で安心感に頼るところもあるかな。ザ・ノースフェイスやパタゴニアは、周りも着ている子が多い。親の着用率が高いブランドだったらいい、みたいな空気は、子どもにも伝わっていると思います。
高橋(恵):靴はめっちゃ被ってますよ。みんなニューバランス。だから靴の履き間違いは保育園でも多いです。みんな選択肢が少ないって嘆いてるかも。
山下:未使用品が結構出品されているからね。サッカーシューズはたまに買うかな。消耗品はありがたいかもですね。すぐサイズアウトしちゃうから。
高橋(大):服はあんまりないけど、バッグや靴はあります。割と未使用品を選びます。
高橋(恵):私の周りはかなり利用しているかも。それこそプリンセスのドレスとか、イベント着はありがたいと思います。前に友達親子とディズニーランドに行った時に、その友達から「メルカリで安く買ったから」ってあまってるドレスを貸してくれました。
飯田:小さい頃は古着店とかでパタゴニアとか、オーバーオールとか買ったけど、今は自分の古着のTシャツを着ているくらいで、娘のために買うことはないかな。
山下:これは実際に販売している人に聞きたい。
飯田:とにかく質がいいですよね。接客でも「何十年も着られる」ってめちゃくちゃ言ってます。
一同:笑
高橋(大):子ども服って着用期間がすごく短い。長くても1年半くらいだからそのクオリティで作られがちなところを、SHIPS KIDSは長く大切に着てもらいたいという想いから、クオリティも妥協せずに作ることを心掛けています。
高橋(恵):消耗品だとか、すぐに着れなくなるからって思ったら難しいけれど、大切に着たいとか、誰かに受け継ぎたいって人には間違いないです。
山下:価格はちょっと高めでも、着てもらえたらきっと良さが伝わりますよね。
飯田:ギフトでもらってよかったから自分でも買いたい、といってくださるお客様も多いですよ。
あとはオケージョンにはおすすめ。七五三とか入園、入学は間違いなくかっこいいので。
山下:うちは着て行った。紺のジャケットは買わなきゃって思ったし。子ども服でトラッドを貫いているブランドって他にはないよね。
高橋(大):自分たちが着たい服を子どもに、がコンセプトだからSHIPSのDNAを受け継いでいるよね。
山下:そもそもウィメンズも奥さんに着て欲しい服がテーマでしたしね。で、自分たちが親になったら次はキッズ。そんな風にレーベルが増えていったんです。
飯田:私が今、池袋東武にいるんですけど、周りが可愛らしいお店ばかりだから、SHIPS KIDS目当てに来てくれるお客さんは多いです。
恵:娘の入学式に行ったら、みんなうちの服着てる!って未来を想像してます。もっと広まってくれるといいですよね。