ストリートから着想を得つつ
上品にまとまる1本。

「TOKYO FASHION AWARD 2023」を受賞したばかりの〈TANAKA〉は時代や性別にとらわれず、人々の愛用品となる一着を提案するブランド。ニューヨークを拠点に活動し、日本では22年春夏から逆輸入的に展開を始めました。こちらの“THE SKATE JEAN TROUSERS”は、スケーターが穿くようなゆるめのボトムスをベースにし、裾を絞ったゆるめのテーパードシルエットに。リジッドのきれいな印象にシルエットで個性を光らせて。

本格派ながら
こっそり美脚も叶える。

ヒップ部分のヨークはステッチを3本で取っていたり、サイドを巻き縫いするなど、ヴィンテージデニムのディテールを再現。50年代のアーカイブのような表情はそのままに、ストレッチ生地を採用して穿きやすさを実現しています。またセンタープレスを仕込んだり、裾のカットオフが活きるジャスト丈を採用することで自然と美脚になれるのもうれしいところ。トップスはインしてまっすぐなシルエットをアピールするスタイリングがおすすめ。

袴のようなワイドさに
ひと目ぼれ。

普通のデニムだとカジュアルすぎてパンチが足りないという方に、全力で推したいのがこちら。どの角度から見てもボリュームたっぷりの極太ワイド幅が自慢。トレンドの腰穿きなのでガラッとスタイリングに変化がつき、削ぎ落としたスタイリングでも映えること間違いなしです。こちらはヨーロッパのデニム業界を引っ張るメイドインイタリアのアイテム。見た目に反して、どの身長の方もバランスが取りやすいのも密かにポイントなんです。

大胆なブリーチに
視線集中。

京都の染工場の技術を駆使し、インディゴを抜き染めすることで生まれたツートーンのワイドデニム。カジュアルになりがちなブリーチ技法ですが、裾以外すべてに施すことでモードな表情に。裾が濃色になることでクロップド丈が引き立つ効果もあります。大きめなバックポケットもアクセントに。デザイナー清水一子さんが今シーズンのコレクション作りに強いインスピレーションを受けたというグラデーションカラーをお楽しみください。

動きやすさと美しさ
両方が手に入る。

腰まわりにゆとりがありつつ、膝下が脚長に見えるシルエットが特徴的な〈upper hights〉の新定番「THE MISS」。ヒップから裾にかけてゆるやかな曲線を描くことで、動いたりしゃがんだりしてもつっぱりにくくストレスフリーなんです。センタープレスでさりげなく美脚になるのもうれしいポイント。明るいカラーと程よい加工で、大人の春デニムにぴったり。着る人を引き立てることに重きを置くブランドならではの1本です。