SHIPS MAG
SPECIAL ISSUE
オフィススタイルもカジュアル化が進み、いろいろな素材やアイテムが仕事着に選ばれている。中でも最近は、スマートに着られるインナーダウンが新鮮。着心地と機能性、そしてコストパフォーマンスにこだわる<TAION>にSHIPSが別注したベストは、ジレのようなデザイン。ダウンならではの軽さや高い保温力を、室内でも心地よく堪能できる。
普段のスーツやジャケットは無地ばかり。そんな人こそ、ドレスファッションを楽しむことを意識して。英国らしい素材使いは、ジャケットが単なる機能的なアイテムではなく、自分自身に貫録と風格をもたらすものであることを気づかせてくれる。落ち着いたグレンチェックは取り入れやすく、無地のスラックスとも好相性。クラシックな雰囲気ながら、ツイード調のジャージー素材を用いることで、軽さと快適な着心地に加え、暖かさにも期待できる。
マフラーや手袋といった冬小物は、外出時のためのものだが、室内でも体感温度を上げるため、華やかに見せるためのアクセサリーとしても活躍してくれる。とくにスカーフはネクタイにも、マフラー代わりにもなる便利なアイテム。ソリッドなニットにひと差しするだけで、ドレスアップ感も期待でき、顔まわりも上品に映してくれる。
Sweater [PIACENZA × SHIPS] ¥33,000(inc. tax) 
Scarf [Vincenzo Miozza] ¥19,800(inc. tax) 
冬の装いには、視覚的な温もりを意識したい。ブラウンやキャメルといった茶系のトーンは、今季のトレンドでもある。ネイビー、グレー、ブラックといった寒色系のスーツに比べて、柔らかさや奥行きを感じるウォームカラーは、心の温度も上げてくれるはず。そこにウールやツイードといった暖かい素材感が加われば、オフィスの空気もやさしくなる。色の力で、気持ちから変えてみよう。
クルーやタートルネックのニットとカーディガンのアンサンブル。かつては女性の定番スタイルを、あえてメンズで取り入れてみる。共生地、同色でそろえることで一体感が生まれるし、ミニマルなレイヤードはさりげない余裕が生まれ、周囲にも心地よく溶け込むはず。この上級者なら、落ち着いた色合いでトーンを作ってみよう。素材の陰影を楽しんでもよさそうだ。
1993年 8 月 16 日生まれ、東京都板橋区出身。フィジカルの強さと鋭い読みを武器に激しい当たりでボールを奪い、長短のパスを駆使してピッチを広く使いながら試合を組み立てるゲームメーカー。海外リーグや日本代表の経験を備え、FC 東京の中心選手としてチームを牽引。ピッチ内外での誠実な姿勢は、多くのサポーターに信頼されている。